5G技術で影響が懸念される事案

5Gは一部のエリアだけに限って展開されるわけではない。最終的に広範囲に電波がおよび、影響が懸念される。5Gをめぐる技術の中で、現実的に開発が進み、実施される技術について、どういう影響があるかを考える。以下がそれらの例の一つである。

・ネットワークにつながるコネクテッド・カー

・窓ガラスがアンテナになるガラス型アンテナ

・足元が基地局になるマンホール型アンテナ

・電波品質を改善する一方、電磁波から逃れられなくなるメタマテリアル反射板

コネクテッド・カー

コネクテッドカーとは、ICT端末としての機能を有する自動車のことであり、車両の状態や周囲の道路状況などの様々なデータをセンサーにより取得し、ネットワークを介して集積・分析することで、新たな価値を生み出すことが期待されている。(総務省|平成27年版 情報通信白書|コネクテッドカー) 簡単に言うと クルマがパソコンのようにネットワークに接続し、道案内や周囲の観光地やさまざまな施設を案内できるようにするもの。さらに、周囲の交通情報を取得し、危険を事前に察知し、将来的に自動運転を可能にしていく技術。

<実証実験の例>

高速道路などにアンテナを設置し、高速で移動し5Gの電波が受信、次にのアンテナへの引き継ぎ実証実験が行われている。

コネクテッド・カーの問題点

1,運転者をはじめ、同乗者が常に電磁波を浴び続ける

2,常に通信することでバグが発生し、暴走しないのか

3,あらゆる情報を人任せ(ネットからの情報)でいいのか

4,今後は自動運転も視野に入っているだろうが、本当に大丈夫

ガラス型アンテナ

NTTドコモ「5Gコネクテッドカーに向けた『車両ガラス設置型アンテナ』による5G通信に成功-世界初、28GHz帯対応アンテナで高速走行車両と8Gbpsの超高速通信を実現-」(2018年7月25日)

文字通りガラスの形状で、窓に貼り付ける携帯電話基地局。アンテナの機能を持ちつつ、景観を損ねない見た目が特徴としてている。ビルの谷間など、携帯電話が届きにくい場所のエリアで活用したいとしている。 現状は4Gへの対応だが、将来的に5Gで展開をする予定

ガラス型アンテナの課題

1,どこに基地局があるか、わからなくなる。

2,あらゆるところに電磁波の影響が及ぶ。

3,電磁波から避ける場所がなくなり、電磁波過敏症の人が、症状が悪化する可能性があり、電磁波過敏症の人が増加する可能性もある。

4,距離が近いことで、より強い電磁波を浴びることになる。

5 ,アンテナが近く(手の届くような近さ)にあることで、簡単に破壊される可能性もある。

マンホール型アンテナ

どんな技術

地下に穴を掘り、そこに携帯電話基地局を設置するもの。道路のどこでも設置することができる。とくに人が密集する地に設置したいとしている。

マンホール型アンテナの課題

1,どこに基地局があるか、わからなくなる。

2,あらゆるところに電磁波の影響が及ぶ。

3,電磁波から避ける場所がなくなり、電磁波過敏症の人が、症状が悪化する可能性があり、電磁波過敏症の人が増加する可能性もある。

4,距離が近いことで、より強い電磁波を浴びることになる。

5 ,密集地に設置したいとしているので、設置・稼働後は一気に多くの人が強い電磁波を浴びることになる。

メタマテリアル反射板

どんな技術?

5Gで利用が想定される高い周波数帯では直進性が高いため、基地局アンテナの見通しがよくないエリアでは、電波が行き渡らないエリアが出てくる。そこで、電波を反射させる技術として金属板をビル壁面などに設置し特定の方向に反射波を誘導させ、電波の届くエリアを拡大するものである。

問題点

設置件数が拡大に増加するであろう5Gの基地局で、電波を反射させ行き渡らせることで、屋外では完全に電波から逃れる場所がなくなる。電磁波に過敏な人にとっては逃げ場がなくなる。

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