想定される5Gの利用法 〜労働力〜

工場での超高速通信による産業用ロボット制御  

~低遅延技術と同時多接続技術~

どんな技術?

工場などの生産ラインで産業用ロボットの動作状況を5Gにより伝送し、産業用ロボットの配置や作業内容の柔軟な変更を可能とする。KDDIとデンソーなどが実証実験を行い、産業用ロボットが配置換えにより、工程の変更に対応する。

事例

KDDIなど 5Gによる産業用ロボット制御の実証試験を開始(2019年1月29日)

課題

人の配置や適切な人員を配置するというソフト的なことを5Gを介して行うというものだが、ますます人がいらなくなる。人手不足には対応するだろうが、柔軟に対応するためのソフトウェアの開発により完成度が左右されるのでは。

重機や建機の遠隔操縦

〜低遅延技術と高精細映像伝送技術〜

どんな技術?

建設重機などに数台のカメラを設置し、離れた場所からモニター数台を見ながら、工事現場の土砂すくい降ろしなど業を作する。現場でより緻密な作業をするため、高精細4Kカメラや、裸眼でも自然に立体視ができる4K3Dモニターを導入して実証実験が行われた。今後は、建設業界の人手不足の解消と、安全迅速な災害復旧を実現するという。

事例

KDDI、大林組、NEC 「5G」を活用し、建機の遠隔操作による連携作業に成功(2018年12月14日)

5Gの特性を活かした高技能工員の労働環境改善・労働安全確保・技術伝承の実現(2019年1月11日開催 5G利活用アイデアコンテスト 総務大臣賞)

課題

何も問題なく作業が可能なら、今後考えられる人手不足や危険地域での工事が可能と期待できる。しかし、電磁干渉などにより暴走することはないのか。さらに扱う機器が重機なので事故が起こると大きいことが懸念される。

トラック隊列走行

〜低遅延技術 と同時多接続低遅延技術〜

どんな技術 ?

3台〜4(試験時)の トラックうち、先頭車には人が運転し後続2台は無人で先頭車から車両制御メッセージを伝送し、隊列トラック間を電子連結する。現在から将来に向けてのドライバー人手不足の対策として期待される。新東名高速道路で実証実験が行われている。

事例

ソフトバンク 5Gを利用したトラックの隊列走行などの実証実験について(2018年1月16日)

課題

ドライバーの人手不足解消が期待される。ただし、走行中にパ ンクなどの支障が起きた場合、どのように停止させるのか。また、縦列トラックの間に無謀なクルマが割り込んでくることも考えられる。

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